“ ツイッターのサーバー自体が中国政府の内容規制が届かない海外にあるために、中国人のツイッターユーザーたちは、国内ウェブサイトではつぶやけない、あるいはつぶやいても管理者によってすぐに削除される情報をそこでがんがん流すという習慣が出来上がった。つまり、「ツイッター=政府当局の行動や規制を観察、討論する場」という位置づけとなった。
 
 もちろん、アクセスが遮られているためにそのユーザー数は約20万人程度(ヘビーユーザーたちによる目算)と、600万人と言われる日本人ツイッターユーザーに比べて格段に少ない。さらに中国のインターネットユーザーはすでに3億人を超え、日本の総人口の2倍を軽く超えている。しかし、実際には13億強の人口からするとそのネットユーザーは30%にも足らず、9000万人を超えた日本とは比較にならないし、そのユーザーの多くも実はインターネットゲームを楽しむ若者が中心というのが現実だ。
 
 しかし、そこに確実に外国の情報をさっと手にし、共有し、冷静に正確な情報を見分けて流そうと虎視眈々と「潜伏」している20万の人たちがいる。これが今後どのようなパワーを生むのか。”